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誰が好き?

2009.10.28 Wednesday,00:57

「ピアニストで誰が好き?」

この質問に答える事が、実はものすごく苦手だ。何と答えて良いのかわからん。

この質問って、どんな音楽の系統が好きなのか?とか、どんな音楽に影響受けているのか?とか、そういうニュアンスが含まれているような気がするのだけど、だからこそ簡単には答えられないように思う。

同じミュージシャンでも、弾いた曲によって、ライブによって、バンドによって、編成によって、CDによって、こちらが受ける印象は毎度違うし、例え○○さんだと答えたとしても、質問相手が持つその人への印象もおそらく自分とは違うから、正確な意図は伝わらない気がする。


でもそんな時、具体的な人物名が絶対に返ってくるものだという質問者の気持ちが明白に見えるような気もするので、たいていこんな感じで答えたりする。

「例えば○○さんなんかがピアノを弾くと、どんなに明るい曲でも暗い曲でも、必ずと言って良い程××な面が聞こえて来て、そういうご自分の音をちゃんと持っていらっしゃる方が好きです。」

○と×にはいつもある決まった人物名と表現が入るのだけど、活字にするといろいろ問題がありそうなので、割愛。


で、最近、偶然手に入った、この○○さんが書かれた自伝本を、空き時間にずっと読んでいたのだけれど、これがまた面白いのなんのって。

お会いした事もお話した事も無いゆえ、彼が出すピアノの音からその人物像を想像するしか出来なかったけれど、本を読んでみると、全くもってこちらのイメージ通りの人がそこに、居た。
そして、なるほどなぁ、こんなバックグラウンドからあんな音が生まれるんやなぁ、と妙に納得した。


音楽は、楽器の音は、演奏は、経験のみならずその人の性格や人生そのものをも映し出し得るのかもしれないな。

そんな事を思いつつ、じゃ、自分の出してる音はどうなんだろう、と振り返ってみる。

自分の歴史まだまだウン十年、その間に、話せたり話せなかったりする修羅場がなんじゃかんじゃあったとは言え、とてもじゃないけどまだまだ音に出来るようになるには人として浅過ぎるし、そんな事口にするのもおこがましいぐらいだよね・・・。

にしても、その時その時なりの自分の音を、時代毎にしっかりと表していけるようになりたいものだ、と心底思った。


きっと最近の音はトゲトゲしてんだろうなぁ・・・アヘアヘ。
本当の意味で穏やかな音を創れるようになれるのはあと何年後なのだろうか。
そんな日は来るのかな。


音楽は深い。楽器は深い。先が見えないからこそ、てっぺんが無いからこそ、面白い。やればやっただけ先が遠退くからこそ、面白い。
たまに寂しいけれど。

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